ルーンの書

ルーンの書

オラクルカードやタロットカードではないけれど、同じように”共時性（シンクロニシティ）の原理を使った「ルーン」と呼ばれる石があります。

石には「ルーン文字」と呼ばれるゲルマン語の表記に用いられた文字体系で、「神秘」｢儀｣などを意味するのだそうです。

わたしが好んで使うのは、「ルーンの書」の石です。

灰色の石で手触りも素朴。

赤いビロードっぽい遠専用の袋がついていて、ちょっとした高級感があります。

じゃらじゃらとこの赤い袋の中で石を混ぜ、一個ずつ取り出していきます。

ルーン文字は呪術や儀式に用いられた神秘的な文字と紹介されていることもありますが、実際には、昔は日常に使われていた文字だそうで。

たとえば、日本でも、現代の文字と昔の文字とは形が変化しているように、ルーン文字も、”ラテン文字”が普及したことで、”神秘”な感じになったといいます。

でも、この記号のような不思議な文字に、チカラがあると信じたほうが断然ロマンがありますよね♪

日本でも神代文字はパワーがある！って言われてますし。

このルーンの石は全部で25個入っています。（ルーンの種類によって数は若干異なります）

ルーンの文字の示す意味は北欧の生活から意味が構成されています。

たとえば、「家畜」を表すルーンは、古代の北欧の人々にとっては大変な財産なので、「豊かさ、財産、発展」を。

「イチイの木」というルーンでは、イチイの木は弓矢の材料であったことから「死や卒業、防御」などを意味したりです。

ちなみに今日ひいたわたしのルーンは「｜」。

このルーン文字は「氷の世界」を表すのだそうで。

…氷に閉ざされた世界はどんなのかな？…とイメージしてみると、現状が理解できます。（あんまり嬉しくないけど…）

厳冬みたいですね。新しい種を蒔くには不適切。氷で覆われた土に作物は育たず、実りは期待できない状況。

でも、この氷の時期は意識すれば利用することができそうです。

氷は時期が来れば溶け出し、水になったら、成長に必要な土にとっての潤いに変わることができるものだからです。

「この氷があったからこそ…」と言えるように、今は家の中でじっと「どんな種を蒔いてどんな花を咲かせようか？」とプランを練るには最適なのですね。

どんなときもグズグズ言わずに希望を持て！ってことですね。

パートナーのkuniちゃん曰く、「日中暑いから、氷くらいのほうが涼しくてええわ」だそうです。

なるほど！そう考えると楽しいのか！とすばらしく楽天的な考えにほれぼれ。

ルーンは、小さなピンポイントの物事を見るよりも、人生全体の大きな流れを掴むときに役立ちます。

この「ルーンの書」の解説書は、ある意味とっても抽象的、ある意味テーマがちょっと大きめなので、最初は人によっては「？」ということもあると思いますが、わたしは、「節目」に使う事が気に入っています。

 

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